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粉についての話

パウダーロード -粉の道- 物語

 粉末冶金という言葉は一般の皆さんには耳慣れない言葉かと思います。特に私どもの地域では、近くに同じような仕事をしている会社がないこともあり、どんな仕事ですかと聞かれることが多くあります。金属の粉を固めて、焼いて・・・と説明してもなかなかぴんとこないようで、そんなときは実際に機械が動いているところを見てもらうと、こういうことかと理解し、さらには感動すらしていただけます。
 年に一度ほど地元の小学生や、高校生が工場見学に来ます。ものづくりの現場を見るのが初めてという子も多くいます。まずは会社の説明をし、工法の説明をします。そのとき必ず成形した直後の製品と、焼結(焼き固めた)した製品を用意し、それぞれを割ってもらうことにしています。見た目粉からできているとは思えない成形体に少し力を加えると、それがいとも簡単に割れるのを見て、子供たちは一様に目を丸くします。焼結体にはどれほど力を加えてもびくともしないのを実際自分の手で感じると、とても興味を持ってもらえます。最後に工場見学で機械がたくさんあるのを見てもらいますが、どんなことを感じてくれているのでしょうか。この中の少しでも多くの子供たちがものづくりに興味を持って製造業に進んでくれることを願っています。

 地元には同業の会社はありませんが、粉を扱っている会社として有名な「かんてんパパ」の伊那食品工業(株)があります。この会社が私たちの目標とする会社です。社是が「いい会社を作りましょう」で、まさにそのとおりの会社であります。創業以来毎年増収増益であり、決して急激な拡大を(できても)しない。技術開発を常に行い、それを小出しにしていくことにより、息の長い成長を持続させている会社です。
 また大明化学工業株式会社という上下水道・産業排水等の浄水剤であるポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、食品添加物であるミョウバン等を製造している会社もあります。ここも現在相談役をされている元社長さんの人柄と経営に対する真筆な考え方でもってすばらしい経営をされている会社です。
 私どもの会社はこれらの会社に及ぶべくもありませんが、何とか追いつきたいと考えております。こじつけながら国道153号線を粉を扱う企業が立地する「パウダーロード」と捉え、地域になくてはならない会社のひとつになれることを夢見てがんばっています。