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新材料の開発

最大エネルギー積 20MGOe を持つ
異方性希土類圧縮成形ボンド磁石の開発

 Nd系の高保磁力異方性磁性粉が開発され一部で応用され量産化が進んでいます。しかしなが ら、圧縮成形においては汎用的な異方化成形技術が十分に確立されておらず、応用範囲が広がっていないのも事実です。
 当社では今まで培ったコンパウンド、成形技術を基に、適切な樹脂の選択や、磁石粉末と樹脂の分散性を高めた作製方法を研究し、常温にて異方性化し易いコンパウンド作製技術を開発いたしました。そして世界で初めてこのコンパウンドを用いた、ボンド磁石としての汎用的な「磁場中プレス法」による低圧荷重での成形が可能な圧縮成形技術を作り上げることに成功いたしました。これにより射出成形では得られなかった高磁気特性磁石の提供を広げるとともにさらなる技術の確立を目指します。
 小型の高トルク、高回転モータに適した磁石ですが、サーボモータ、スピーカー、センサー等にも応用可能です。
 当社が現在量産にて提供中の、圧縮成形による異方性ボンド磁石としては、(BH)max15MGOe が最大でしたが、今回の開発品は、最大で(BH)max20MGOe の磁気性能を持つ磁石となります。(磁気特性は別紙技術資料を参照のこと)
 現在試作対応が可能です。今後 1 年ほどをかけて量産プロセスの確立を行っていく予定です。

異方性希土類圧縮成形ボンド磁石

*現在の最高値は 22.2MGOe ですが、配向磁界、印加方法に工夫を加えれば試作レベルで
23MGOe が可能と考えています。